つぶやき的なこと

反自由民主主義

ツイッターを見てると、反安倍政権、とかフェミニストの反男はいったいいつまで続くのかとうんざりする。確かに、何かが改善される時、例えば酷い家庭で育った人が、自分の子供のを同じ目に合わせないよう一生懸命、子育てしようとする時、今まで当たり前と…

永井荷風とアドラー心理学

明治時代に生まれ大正、昭和に活躍した文豪、永井荷風の小説「濹東綺譚」ぼくとうきたんを読んだ。西洋化、近代化、資本主義化していく日本に嫌気が差した主人公の作家(永井荷風自身)が江戸の名残を匂わせる娼婦「お雪」に入れ込む話。話の最後の方でこん…

春画が予想以上に面白かった。

何が面白かったって江戸時代のフェミニズムであった点である。春画本のほとんどはパロディであり世の中に対する皮肉であった。当時、発禁本であり裏ルートで出版されていたらしい。例えば江戸時代に女子教育のための教科書として「女大学宝箱」という本があ…

幸せになるには勇気がいるし、怒りが伴う

と最近思う。ここ1年仕事の環境がめちゃくちゃ良くなった。休める。寝れる。食生活も健康そのものだ。私はもちろんこの幸せな環境をめいいっぱい活かしたいと思う。でも、本当に幸せになるっていうことは勇気がいるし、怒りが伴うものだとも思い知らされてい…

知性主義は引き継がれなくなった。

私は学生時代、いわゆる音楽ヲタだった。ロッキンオンとかスヌーザーみたいな雑誌を読み、カラオケじゃ歌わないヒットチャートには上らないような音楽ばかり聴いていた。当時好きだったatari teenage riotというアーティストがこんな発言をしていた。 「俺の…

小林よしのり「戦争論」の功績

http://www.poco2.jp/special/talk/2015/09/kobayashi-sealds/ Sealdsの代表者と小林よしのり氏の対談が興味深かった。興味深いのは2002年頃の「戦争論」がヒットがその後のネットウヨク、在特会なんかが発生するきっかけとして今の大学生の間にも認知されて…

ネット上で韓国や中国が人気のある理由

もうブログはやめ時かと思ったけどちょこっと再開私は基本的にネットで何か書くとき、イタイ記事にならないように気を付けてる。それがいいことなのかよく分からない。でもなるべく冷静に感情的にならずに、自意識過剰にならないように気を付けてる。ところ…

若者の○○離れ・・が納得できない根本理由

若者の○○離れについてもうけっこう飽きてきた問題ではあるのだけど、上の世代がそれを受け入れられない根本理由を考えてみた。それは結局「若い世代の方が、愛されて育っている」という所にたどり着くと思う。私はもう33歳で若者からオヤジ世代になろうとし…

虐待を受けたものから見たマジョリティの世界

匿名ダイアリーに書こうと思った事だけど、ブログに書いてみる。前からちょくちょく書いてはいたけど、私は子供の頃から共依存の母親から虐待を受けていたので、暗くて無表情、コミュニケーションが下手で友達のいない子供だった。 私がはっきり虐待を受けた…

イスラム国について思ったこと

日本のネトウヨとの類似点、承認欲求を満たすために残虐行為を見せびらかす。世間のモラルや善意に反することでそれを得意気に見せる。日本でもネトウヨは外国人に対し、「死ね、ゴキブリ」等どれだけひどいことを言えたかを競うのと一緒。日本の第2時世界…

承認欲求を捨てようとすると小学生の頃の感覚がよみがえる。

最近、如何に承認欲求から逃れるか?そして承認欲求から逃れた後どう生きるのか?というのが人生の最重要テーマになってきている。そうするとだんだん小学校3、4年生頃の記憶・・というより感覚がよみがえってきた。私は機能不全家庭に育った愛情と承認欲…

ファスト風土についての雑感

『ここは退屈迎えに来て』ーーファスト風土の“退屈”から抜け出すには - チェコ好きの日記 ファスト風土には「趣味の奥行き」が無いんですよ。 - シロクマの屑籠ファスト風土が話題になったので、自分も地方(群馬)に1年間住んだことのある都会の人間として…

民主主義を疑うことについてのつぶやき。

・原発、環境問題、人権問題、人種差別等々リベラルな問題に人々がデモ活動等を通して取り組むとき、それは自分の意思というよりも他人の評価を気にしての行動だということ。 ・他人の評価とは結局行き着くところ国際評価からの評価であり、国際カースト上位…

なぜ、こんなにも他人との比較にとりつかれるのか?

また地位財、非地位財の話。他人との比較は不毛である。他人との比較では幸せになれない。そんなことは知り尽くしているつもりの自分でも、他人との比較に取り付かれることがある。そして周りには病的なまでに他人との比較に取り付かれたひとがいる。その理…

アドラー心理学について追記

このブログについて思うのだが、始めた当初、とにかく世の中が良くなってほしい。という純粋な気持ちで始めたもののいつの間にかPV数とかコメントやスターに飢えるようになってしまったように思える。ブログやツイッターやる理由なんて承認欲求しかない。そ…

男子の貞操、幸せなSEXいついての本

坂爪真吾さんの第2弾本。非地位材としてのSEXの本なんだと思った。他人と比べない幸福なSEX幸せをもたらすものとして、地位材と非地位材がある。地位材とは他人との比較できるもの。年収、社会的地位、車、家、服などの物的材、それに対し非地位材とは健康…

アドラー心理学は世界を変える

アドラー心理学にはまってます。まず最初に言うと、過去のトラウマを自覚し克服した人間、インナーチャイルド療法で救われた人間としては全肯定するわけにはいかない。トラウマは存在するし、今の自分の行動に影響している。承認欲求を否定するのは、賛同す…

搾取や拷問には2種類ある

太平洋戦争中だけど、捕虜になったイギリス兵に対する拷問で炎天下の中ひたすら何もせず広場に立たせるという拷問があったそうだ。それは休みなしで働かせるよりきつかったらしい。最近駅前で新入社員らしき若者がマンション販売のプラカードを持ったままひ…

人間関係のルールは何のためにあるのか?

最近、うちの会社にも新入社員が入ってきた。社員にとって後輩や部下ができるのはかなりのプレッシャーだ。特に新入社員が入るたびに今年の新入社員は「○○系」などと話題ができるが、新入社員が入るととりわけプレッシャーが大きいのは「いう事聞いてくれる…

カースト最下位の私が仕事をがんばってみて・・

私はスクールカーストで言えば最下位だ。学生時代からぼっちで友達いないし、彼女もいないし、コミュ障で口下手、流行の話題なんてチェックする気もないもないからなおさら会話に困る。普通こんな人間が就職出来ないんだが、なんだかんだ30過ぎても正社員と…

タイで聞いた話

タイにいた人から聞いた話なんだが、タイではゴミを出す時、分別をしない。なぜなら出されたゴミを分別する仕事が存在して、その人の仕事を奪っていけないという価値観があるから、一般人はゴミの分別をしないのだそうだ。なぜ日本には働く=人の仕事を奪う…

新年に考えたこと色々

まず始めに新年の私の抱負 考えたのは「頑張る」というのには二つある。一つ目は無理すること。感覚を麻痺させること。これは大したことじゃないんだと自分に言い聞かせること。二つ目は自分の感覚と向き合うこと。自分は本当はどうしたいのかと自問すること…

インターネットがつまらなくなったのは・・

インターネットがつまらない。そのインターネットを見てても最近そういう人が多くて自分だけじゃないらしい。具体的にはブログやツイッター、はてなブックマークなんかである。今まで面白かったものがつまらなくなる。という体験自体には驚きはない。、例え…

未来の働き方について考えてみた

chikirinさんの「未来の働き方を考えよう」読んで未来の働き方について考えてみた。この本では転職のタイミング等について書かれているけど、自分は転職等については成り行きに任せるつもりでしかない。それよりも、世界資本主義の行く末について考えてみた…

効率的になりきれない資本主義

最近思うのはもし「資本主義ゲーム」ってゲームがあったらどうだろう。あなたは利権を持った資本家でメディアも教育も政治も企業もあなたの思いのままにあやつれます。ゲームの目的は、あなたの持ってる莫大な資産を投資し利益を回収することです。そこであ…

心が軽くなる考え方

最近、ネタ切れというか何か書こうとしても、そう言えば前にもこんなこと書いたよな・・ってものばかり・・。それで以前のブログまで読み返したりしてたのだけど、昔今の状況って第2次世界大戦末期と同じだよね。と考えていた事があった。第2次世界大戦中、…

結局暇だから辛いってこと

原始人的本能が生む矛盾 - 社会考察日記 azalea この記事を書いてから最近改めて思うんだけど、結局社畜もニートも暇だから辛いんだな・・と。働いて思うのだけど、深夜残業も日曜出勤もやることあって必要なら苦痛でない。でも付き合い残業なんかは本当に苦…

詩を転載

「わたしの好きなこと」 玉田兵吾おいしいものは大嫌い おいしいはずのものが好き 楽しいことは大嫌い 楽しいはずのことをする きれいなものは大嫌い きれいなはずのものが好き 身体に良いのは大嫌い 基準を満たしたものを摂る 人のためになるのは嫌い 善意…

「ニートの歩き方」を読んで

自分は今までこのブログではニートに肯定的でなくて、前々回の記事で幸福度数に表したのだけど・・一つには退屈は苦痛だ。だから今時有意義な仕事を探すのは本当に難しいけど、それでも何か仕事はした方が良い。二つ目にはやる事がないと人と繋がりが持てな…

先の読めない健全な時代。

いつだって大変な時代 - 社会考察日記 azalea これの続き。 先日、事実婚についての記事を書いたのだけど、これからの世の中何でも先が読めないことを前提に考えていく時代になるんだろうな。終身雇用とか長期ローンなんかはもうとっくに崩壊してるけど・・…