憂鬱な日々の繰り返しこそこの世の幸せ

なのかもしれないと今日思った。今日、久しぶりの連休、何かしようか、何か普段はできない特別な事・・・結局何も思いつきませんでした。けどその時散りかけの桜がちょっときれいに見えました。

人生は毎日つまらない日々の繰り返しである。ネクタイ締めて働いてる人は毎日満員電車に揺られ、毎日客や上司に理不尽なこと言われ、働いてない人はすることがなく、毎日が退屈で・・・そんなつまらない日々を壊してくれるようなことが起きてくれることを期待してる。会社がつぶれてくれる事を期待してる、世界経済が崩壊してくれることを期待してる。放浪の旅に出たら、デモに参加したら、何かが変わってくれるだろうか・・と

けど、人生は退屈だ、そんな日々の繰り返しだと受け入れたら、人はもっと幸せになれるんじゃないだろうか・・。空も海も山も木も、桜の花も紅葉も月も星もずっときれいに見えてくるんじゃないだろうか・・都会の人はかつて日本人には衣食住と同じくらいに欠かせないものだった季節感をもたらしてくれる自然や野山を失ってしまった。(完全にというわけじゃないけど・・)

諸行無常、この世の虚しさに気づくということは、同時にこの世の美しさに気づくということ・・だから憂鬱な繰り返しの毎日を受け入れよう・・と今日は思った。