大学ボッチに1番向いてるのは茶道教室では?

大学ボッチが卒業して10年経って、通ってみて思った。 日日是好日の小説にも書いてあったけど、茶道には自由がない。ひたすら利休さんの境地を目指して、右足から入るとか、袱紗の扱い方とか全てが決まっている。でも茶道をしてると、人より上手くなりたい、…

反自由民主主義

ツイッターを見てると、反安倍政権、とかフェミニストの反男はいったいいつまで続くのかとうんざりする。確かに、何かが改善される時、例えば酷い家庭で育った人が、自分の子供のを同じ目に合わせないよう一生懸命、子育てしようとする時、今まで当たり前と…

永井荷風とアドラー心理学

明治時代に生まれ大正、昭和に活躍した文豪、永井荷風の小説「濹東綺譚」ぼくとうきたんを読んだ。西洋化、近代化、資本主義化していく日本に嫌気が差した主人公の作家(永井荷風自身)が江戸の名残を匂わせる娼婦「お雪」に入れ込む話。話の最後の方でこん…

春画が予想以上に面白かった。

何が面白かったって江戸時代のフェミニズムであった点である。春画本のほとんどはパロディであり世の中に対する皮肉であった。当時、発禁本であり裏ルートで出版されていたらしい。例えば江戸時代に女子教育のための教科書として「女大学宝箱」という本があ…

そもそも文明はサイコパスが作った?

「格安居酒屋ができたのは、サイコパスが作った企業の恩恵である。アマゾンが欲しいものをすぐに届けてくれるのは、サイコパスが作った企業の恩恵である。iPhoneができたのは、サイコパスが作った企業の恩恵である。」 それでもサイコパスが世界を廻す - 珈…

幸せになるには勇気がいるし、怒りが伴う

と最近思う。ここ1年仕事の環境がめちゃくちゃ良くなった。休める。寝れる。食生活も健康そのものだ。私はもちろんこの幸せな環境をめいいっぱい活かしたいと思う。でも、本当に幸せになるっていうことは勇気がいるし、怒りが伴うものだとも思い知らされてい…

知性主義は引き継がれなくなった。

私は学生時代、いわゆる音楽ヲタだった。ロッキンオンとかスヌーザーみたいな雑誌を読み、カラオケじゃ歌わないヒットチャートには上らないような音楽ばかり聴いていた。当時好きだったatari teenage riotというアーティストがこんな発言をしていた。 「俺の…

小林よしのり「戦争論」の功績

http://www.poco2.jp/special/talk/2015/09/kobayashi-sealds/ Sealdsの代表者と小林よしのり氏の対談が興味深かった。興味深いのは2002年頃の「戦争論」がヒットがその後のネットウヨク、在特会なんかが発生するきっかけとして今の大学生の間にも認知されて…

ネット上で韓国や中国が人気のある理由

もうブログはやめ時かと思ったけどちょこっと再開私は基本的にネットで何か書くとき、イタイ記事にならないように気を付けてる。それがいいことなのかよく分からない。でもなるべく冷静に感情的にならずに、自意識過剰にならないように気を付けてる。ところ…

若者の○○離れ・・が納得できない根本理由

若者の○○離れについてもうけっこう飽きてきた問題ではあるのだけど、上の世代がそれを受け入れられない根本理由を考えてみた。それは結局「若い世代の方が、愛されて育っている」という所にたどり着くと思う。私はもう33歳で若者からオヤジ世代になろうとし…

承認欲求を生む発展社会、と所属欲求を生む維持社会

最近ずっと、承認欲求を手放そうと努力してる、でも承認欲求を手放したらそこに空いた穴を何かで塞がなければいけない。それが所属欲求なんだという感覚が最近分かってきた。なので33歳にもなって最近習い事を幾つか始めた。我々は発展社会しかしらない。1…

虐待を受けたものから見たマジョリティの世界

匿名ダイアリーに書こうと思った事だけど、ブログに書いてみる。前からちょくちょく書いてはいたけど、私は子供の頃から共依存の母親から虐待を受けていたので、暗くて無表情、コミュニケーションが下手で友達のいない子供だった。 私がはっきり虐待を受けた…

イスラム国について思ったこと

日本のネトウヨとの類似点、承認欲求を満たすために残虐行為を見せびらかす。世間のモラルや善意に反することでそれを得意気に見せる。日本でもネトウヨは外国人に対し、「死ね、ゴキブリ」等どれだけひどいことを言えたかを競うのと一緒。日本の第2時世界…

2015年は幸福感の転換期

2015年は幸福が衰退するのではなくて幸福の価値が転換する年であるということ。年始から内田樹先生がネガティブなこと書いてたので・・それに対する疑問。やりがいのある仕事で働いて結婚して子供作るとかネット右翼や原発派をぶっ倒して明るい世の中を作る…

2015年はきっと僕らは共産主義的な生活をする。

年末なので来年の予想を立ててみた。今年「嫌われる勇気」が大ヒットして70万部くらい売れたのだそうだ。つまりそれだけ多くの人が自分の中の承認欲求を自覚してるということなのだ。承認欲求を自覚するとは「承認欲求、それは満たされるのは一瞬、でも満た…

ネットウヨクには勇気づけられた経験がないのでは・・

最近、ネットウヨクやテレビにおける「日本はすごいんです」特集など、日本の右傾化?に関するニュースが多いのでそれについて考えてみた。(と言っても小林よしのりの戦争論がヒットしてから10年以上続いてる気もするけど・・)それについて思うのは、日本…

承認欲求を捨てようとすると小学生の頃の感覚がよみがえる。

最近、如何に承認欲求から逃れるか?そして承認欲求から逃れた後どう生きるのか?というのが人生の最重要テーマになってきている。そうするとだんだん小学校3、4年生頃の記憶・・というより感覚がよみがえってきた。私は機能不全家庭に育った愛情と承認欲…

ぼっちのメリット、デメリット

『ひとりぼっちを笑うな』生きづらいと思い込んでいる人へのメッセージ - ぐるりみち。 上記ブログ記事を読んで、自分もかなりのぼっちであるので、ぼっちについて考えてみた。 自分の場合、中学、高校の時にもぼっち期間はいくらかあるが、大学では5年間通…

ファスト風土についての雑感

『ここは退屈迎えに来て』ーーファスト風土の“退屈”から抜け出すには - チェコ好きの日記 ファスト風土には「趣味の奥行き」が無いんですよ。 - シロクマの屑籠ファスト風土が話題になったので、自分も地方(群馬)に1年間住んだことのある都会の人間として…

適応に値する社会の喪失 

最近、改めてインナーチャイルド療法を行っている。(インナーチャイルド療法については下記の本を参照)。そこで気づいたのだが、適応に値する社会というものがないということはこの療法を行う上でけっこうネックになってくるという事なのだ。子供がまだ乳…

民主主義を疑うことについてのつぶやき。

・原発、環境問題、人権問題、人種差別等々リベラルな問題に人々がデモ活動等を通して取り組むとき、それは自分の意思というよりも他人の評価を気にしての行動だということ。 ・他人の評価とは結局行き着くところ国際評価からの評価であり、国際カースト上位…

民主主義と希望を捨てることが幸せにつながる

ここ最近の記事から考えたのだけど、世の中を良くしたいと考えのもと始めた、市民活動や生活スタイル等が、いつの間にか自分を認めて欲しい、他人よりも優れていたいという承認欲求に囚われてしまうのは何故なんだろうと考えてみた。「誰かに質問されてもい…

「消費をやめる」をアドラー心理学的視点から解釈してみた。

平川克実著の「消費をやめる」をアドラー心理学的視点から解釈してみた。「消費とは承認欲求を満たすための行為である」 「承認欲求に囚われてると共同体的感覚を持てない」 という2つの前提を建てて考えてみる。一つ目は私が考えた前提で、二つめは「嫌われ…

承認欲求を捨て共同体を作るには・・(アドラー心理学)

最近アドラー心理学を知り、承認欲求を捨てた生き方について考えたのだが、承認欲求を捨てるというのはかなりストイックな行為だという気がしてきた。なぜなら女の子にもてても喜んではいけないのだから・・。果たして人は承認欲求という誘惑に打ち勝てるの…

なぜ、こんなにも他人との比較にとりつかれるのか?

また地位財、非地位財の話。他人との比較は不毛である。他人との比較では幸せになれない。そんなことは知り尽くしているつもりの自分でも、他人との比較に取り付かれることがある。そして周りには病的なまでに他人との比較に取り付かれたひとがいる。その理…

アドラー心理学について追記

このブログについて思うのだが、始めた当初、とにかく世の中が良くなってほしい。という純粋な気持ちで始めたもののいつの間にかPV数とかコメントやスターに飢えるようになってしまったように思える。ブログやツイッターやる理由なんて承認欲求しかない。そ…

男子の貞操、幸せなSEXいついての本

坂爪真吾さんの第2弾本。非地位材としてのSEXの本なんだと思った。他人と比べない幸福なSEX幸せをもたらすものとして、地位材と非地位材がある。地位材とは他人との比較できるもの。年収、社会的地位、車、家、服などの物的材、それに対し非地位材とは健康…

アドラー心理学は世界を変える

アドラー心理学にはまってます。まず最初に言うと、過去のトラウマを自覚し克服した人間、インナーチャイルド療法で救われた人間としては全肯定するわけにはいかない。トラウマは存在するし、今の自分の行動に影響している。承認欲求を否定するのは、賛同す…

搾取や拷問には2種類ある

太平洋戦争中だけど、捕虜になったイギリス兵に対する拷問で炎天下の中ひたすら何もせず広場に立たせるという拷問があったそうだ。それは休みなしで働かせるよりきつかったらしい。最近駅前で新入社員らしき若者がマンション販売のプラカードを持ったままひ…

人間関係のルールは何のためにあるのか?

最近、うちの会社にも新入社員が入ってきた。社員にとって後輩や部下ができるのはかなりのプレッシャーだ。特に新入社員が入るたびに今年の新入社員は「○○系」などと話題ができるが、新入社員が入るととりわけプレッシャーが大きいのは「いう事聞いてくれる…