日々考えること

そもそも文明はサイコパスが作った?

「格安居酒屋ができたのは、サイコパスが作った企業の恩恵である。アマゾンが欲しいものをすぐに届けてくれるのは、サイコパスが作った企業の恩恵である。iPhoneができたのは、サイコパスが作った企業の恩恵である。」 それでもサイコパスが世界を廻す - 珈…

承認欲求を生む発展社会、と所属欲求を生む維持社会

最近ずっと、承認欲求を手放そうと努力してる、でも承認欲求を手放したらそこに空いた穴を何かで塞がなければいけない。それが所属欲求なんだという感覚が最近分かってきた。なので33歳にもなって最近習い事を幾つか始めた。我々は発展社会しかしらない。1…

2015年は幸福感の転換期

2015年は幸福が衰退するのではなくて幸福の価値が転換する年であるということ。年始から内田樹先生がネガティブなこと書いてたので・・それに対する疑問。やりがいのある仕事で働いて結婚して子供作るとかネット右翼や原発派をぶっ倒して明るい世の中を作る…

2015年はきっと僕らは共産主義的な生活をする。

年末なので来年の予想を立ててみた。今年「嫌われる勇気」が大ヒットして70万部くらい売れたのだそうだ。つまりそれだけ多くの人が自分の中の承認欲求を自覚してるということなのだ。承認欲求を自覚するとは「承認欲求、それは満たされるのは一瞬、でも満た…

ネットウヨクには勇気づけられた経験がないのでは・・

最近、ネットウヨクやテレビにおける「日本はすごいんです」特集など、日本の右傾化?に関するニュースが多いのでそれについて考えてみた。(と言っても小林よしのりの戦争論がヒットしてから10年以上続いてる気もするけど・・)それについて思うのは、日本…

ぼっちのメリット、デメリット

『ひとりぼっちを笑うな』生きづらいと思い込んでいる人へのメッセージ - ぐるりみち。 上記ブログ記事を読んで、自分もかなりのぼっちであるので、ぼっちについて考えてみた。 自分の場合、中学、高校の時にもぼっち期間はいくらかあるが、大学では5年間通…

適応に値する社会の喪失 

最近、改めてインナーチャイルド療法を行っている。(インナーチャイルド療法については下記の本を参照)。そこで気づいたのだが、適応に値する社会というものがないということはこの療法を行う上でけっこうネックになってくるという事なのだ。子供がまだ乳…

民主主義と希望を捨てることが幸せにつながる

ここ最近の記事から考えたのだけど、世の中を良くしたいと考えのもと始めた、市民活動や生活スタイル等が、いつの間にか自分を認めて欲しい、他人よりも優れていたいという承認欲求に囚われてしまうのは何故なんだろうと考えてみた。「誰かに質問されてもい…

「消費をやめる」をアドラー心理学的視点から解釈してみた。

平川克実著の「消費をやめる」をアドラー心理学的視点から解釈してみた。「消費とは承認欲求を満たすための行為である」 「承認欲求に囚われてると共同体的感覚を持てない」 という2つの前提を建てて考えてみる。一つ目は私が考えた前提で、二つめは「嫌われ…

承認欲求を捨て共同体を作るには・・(アドラー心理学)

最近アドラー心理学を知り、承認欲求を捨てた生き方について考えたのだが、承認欲求を捨てるというのはかなりストイックな行為だという気がしてきた。なぜなら女の子にもてても喜んではいけないのだから・・。果たして人は承認欲求という誘惑に打ち勝てるの…

なぜ、こんなにも他人との比較にとりつかれるのか?

また地位財、非地位財の話。他人との比較は不毛である。他人との比較では幸せになれない。そんなことは知り尽くしているつもりの自分でも、他人との比較に取り付かれることがある。そして周りには病的なまでに他人との比較に取り付かれたひとがいる。その理…

交流分析 色んな自我で人は動く

最近の記事を読み返して思い出したのが交流分析。エリック・バーンは、精神が子供の頃の経験によって形作られるP(Parent)、A(Adult)、C(Child)の3つの自我状態があると仮定した。それは人の行動・思考パターンにはP親から刷り込まれたパターン、C子供の頃に…

子供の頃学ぶべきは「がんばってもいい事なんてない」ってこと

最近の世相を見ても、今の時代に限らずそう思う。「心の強さには2種類ある。子供の心の強さと大人の心の強さだ。子供の心の強さとは「我慢する」「あきらめない」「全部やる」「一人でやる」「完全にやる」自分に対する評価は厳しくあることが求められ簡単…

機能不全家族としての社会的自我

ACにおける機能不全家族の形態として、ネグレクト(育児放棄)、暴力、言葉の暴力、性的虐待、アルコール依存症、ギャンブル依存症、過干渉等色々ある。「幸福な家庭は皆似通ってるが、不幸な家庭はその不幸の様も皆それぞれである」というのはロシアの作家…

年の取り方が分からない社会、「若作りうつ社会」を読んで・・

シロクマ先生の「「若作りうつ」社会」を読んだ。正直前作、前々作の方が面白かった。ただ自分も30歳前半だから年の取り方というのは非常にリアルな問題なのだ。偉そうなことを言えば、周囲を見渡してもなかなか大人らしい大人が少ない、のはみな健全な20…

幸せのメカニズム 幸福を再考する

久しぶりのブログ更新、最近思うのは価値観が目まぐるしく変わる時代、そもそも幸せってなんだっけ?ということについて問い直さないといけない。ということでこの本を読んでみた。幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)作者: 前野隆司出版社/…

これからの時代の働き方、続き

前々回の記事でこれからの日本の労働価値観は新しい時代に突入する、と書いたけど追記。 これからの時代の働き方について考えてみた。 - 社会考察日記 azalea 最近考えたのは1)人口の減少 2)消費意欲、消費文化の衰退 3)労働意欲、経営者思考の労働者…

地方とイオンについて思うこと

最近ネットで田舎の地方都市でスタバに行列することについて話題になった。1日中イオンで過ごすイオニストという人らもいるらしい。 私にはイオンが眩しすぎる - シロクマの屑籠 イオンモールは文化の破壊か?向上か?…「ショッピングモール論」まとめ - Tog…

これからの時代の働き方について考えてみた。

平川克美さんは著書「移行期的混乱」のなかで、戦後56年から73年、74年から90年、91年から08年の三つの時代に分けている。56−73年は経済成長率が9.1%、エンゲル係数は40%社会の義のためと自分が食うために働く時代で、どこかお金は不浄なものという意識が…

なぜ人類は戦争を辞められないのか

何故戦争はなくならないのか・・という議論はよくある。その解答としてひとつに戦争は儲かるからという経済的理由、武器産業がうるおう、戦争で破壊した都市の再建に投資すれば儲かる。また心理的な理由として憎しみの連鎖。テロで家族、友人を殺された。復…

文化的ゼロ成長時代

最近、ネットがつまらないのにネット依存ぎみで、自己愛への飢えとネット、スマホ依存について原因を考えてみた。ブログやツイッターをやる理由が自己愛しかない理由。それは僕らが文化的、精神的な進歩を望めない時代へと差し掛かってるからではないだろう…

貧困社会で人は幸せになれるのか?

前々回の記事でも書いたけど、経済成長をこの先見込めない日本では、低賃金化は避けられない。ワーキングプア、ニートそういった問題はますます深刻化するだろう。でも本当にそれは不幸な事なんだろうか?常々中産階級は奴隷より悲惨と考えてた身からすれば…

自己愛との付き合い方

「いいね!」時代の繋がり―Webで心は充たせるか?― エレファントブックス新書作者: 熊代亨出版社/メーカー: エレファントブックス発売日: 2013/05/12メディア: Kindle版この商品を含むブログ (16件) を見るシロクマ先生の2作目。今回も自己愛が大きなテーマ…

変えられないもの、変えれるもの

神よ私たちに変えられるものを変える勇気と、変えられないものを受け入れる冷静さと、その二つを見極める知恵を与えたまえ これはアルコール依存症からの回復のカウンセリングでよく使う言葉なんだが、今の社会を語る上でも使える言葉だと思うのだ。もはや日…

生き辛さと居場所のなさと・・・

ここ数か月、生き辛さと居場所のなさという問題が自分のなかで大きくなっている。自分個人の中では10年前から重要な問題なんだけど、社会問題としてここ最近とこれから大きくなりそうな気がする。文明、テクノロジーが発展すればするほど、この問題が大きく…

セットメニューが単品になる

「よく人は「幸せな結婚生活を送るために一番大切なことは何か?」と聞くわけですが、幸せな結婚にとって一番大事なことは「結婚における一番大事なこと」を探さないということなのです。なぜなら、幸せな結婚のためには、セックス、子供、経済面、相手の家…

パンクとしてのインターネット

前々回記事で、パンクについて触れたがある意味インターネットってパンクなんだなって思う。パンク音楽というのはロックに複雑難解なギターテクニックなんていらん。3コード3分あれば誰でも表現できるんだってもの。確かに複雑難解なものにはそれだけ労力が…

僕らは自分で思うほど個性的でなかった

最近、廃れつつあるmixiを見てて思うのだけど、自分のコミュ、自然農、アダルトチルドレン、パンク音楽、その他もろもろあんまり自分にとって意味をなさなくなってきたなと思うのだ。消費文化の影響が強くなると、個人差がが強くなる。つまり個性が強く感じ…

社畜にも指示待ち人間にもなりたくない私は・・

前回の記事で意識が高い系(社畜)とその対極にあるのが指示待ち人間だから彼らはそうなるまいとやる気を出すと書いた。社畜の定義について海外ニートさんの言葉を借りると 「一介の雇われの身なのに何を勘違いしたのか経営者視線でモラル的、法律的にも間違…

スクールカーストによって作られる意識が高い系

最近「スクールカースト」という本と「意識が高い系」という言葉が流行ってるので、両者の繋がりを含めて考えてみた。企業で働いて思うのだけど、「優秀」って言葉で人を評価するけど、その優秀さの実体のよく分からなかったりする。飲み会の席で初めて会っ…