イベントに参加してきました。

先週のことだけども阿佐ヶ谷に映画上映会+トークイベント参加してきました。トークについてはyoutubeで見れるし彼らの著書を読んだ方が早いのであまり言うことないけども、どっちかというと映画の方が興味深かった。まず近未来の貧困を描いた映画という紹介だったけど、自分の解釈は全然違う。

これって現代の社会人(と呼ばれる人々)の生活そのものだ。もちろん河原のテントに住んでる社会人なんていない。でも今、現代で働く人が彼らの事をバカに出来る?

自分も今まで働いてきて社会人の生活を見てきたけども、例え大手企業の正社員だろうとIT企業で儲けて六本木ヒルズに住もうと朝から晩まで働きづめで、夜はコンビニ弁当やカップめん、会社に泊まるなんてことも多々あり、お金の使い道はキャバクラやパチンコ、あるいは車やゴルフ(最近は流行らない?)。そしてそういう生活に耐えると人を見下すようになるという傾向が絶対にあると思う。ニートやホームレスをバカにする。派遣社員や労働者を・・自分以外の人をバカにする。俺はこんなに働いて、大変な思いしてるのに・・俺はこんなにデカイ金動かしたり、大変な技術を要する仕事をしてるのに・・

欲望(肉、女)の奴隷になり、自分より下のものを見下しいがみ合い、でも企業に勤めると社会に適応すると本当にそうなる。

なのでモヤイの代表の方もこれはホームレスのリアルじゃないと言ってた通り、これはむしろ現代の働く人の象徴であり、貧しさってなんだ?豊かさって何だ?と問う映画だと思う。

ていうか映画見てない人には何のことやらという記事になってしまった・・

トークについてはYoutubeで見れますのでどうぞ
2010.1.17今後の貧困問題、経済対策 - YouTube