インターネットと彼らの計画

・ある音楽評論家が言ってたのだが、昔はニルヴァーナピストルズみたいな有名なパンクバンドを通ってからフガジみたいなマニアックなハードコアバンドを知るのが普通だった。でも今の若い子はネットの影響で有名どころを経ずにマニアックなバンド知ってたりする。ので非常に評論家の立場からしてやりづらい。
サッカーワールドカップのときある評論家が日本の大衆ファンは・・みたいな書き方をブログでしていたが、それに対し大衆って何?テレビ見てる人?ネット見てる人?どう定義してるの?とコメントの書き込みがあった。
・ネット上でAKB48は国民的アイドルになったのかという議論があったのだが、それに対し今や国民的アイドル、女優、歌手、ヒーローだのそんなものはいないんだ。という書き込みがなされていた。

ここ数年くらい、5年前10年前は自分の好きなもの、考えがオルタナティブなものと感じていたが、最近はそうは感じない。でも自分の考え、価値観が多数派になったわけでもなく、価値観が多様化してるからそう感じるのだと思う。多数派が死ねばオルタナティブも死ぬのだ。

私自身、その価値観の多様化をいい事だと思ってる。みんなで同じテレビ見て、チャートで1位の音楽聴いて、大手メディアのニュースで何が正しいか判断して・・そんな10年以上前より今はずっといい時代だ。評論家にはやりづらい時代かもしれないが、音楽もサッカーも評論家のためにあるわけじゃない。そしてメディアを通して大衆コントロールしたい支配層の人々には非常にやりづらい時代だと思う。

逆に思うのだ。国際銀行家、ロックフェラー・ロスチャイルドらはなぜインターネットを放置したのだろう?正しい情報か分からないけど、彼らは石油利権を守るためにアルコール自動車を潰したり、原子力推進のために二酸化炭素=温暖化の犯人説を広めたりしてきた・・らしいので事前にインターネットを潰すくらいわけないんじゃないかと思うのだけど・・・彼らは金融を支配し、エネルギーを支配し、大手メディアを支配して、世界を支配した。その一角の大手メディア・・というか大手メディアの影響力がインターネットによって崩れたのだから・・

勝手な憶測だけど、彼らはインターネットを使って大衆のコントロールをしたかったんじゃないかと・・もし買い物、情報を全てインターネットから得るようになれば、その人が何を買い、何を見て、どんな価値観、性的嗜好、酒タバコは・・など個人情報が全部記録に残せるようになる。電子マネーや携帯電話などもそういう使い方をできる。アマゾン等からお薦めの本がメールできたり、アクセス元とかクッキーとかの記録も残るんだと思うと少なくともネットを使うのは最小限にしようと思う。実際イギリスやアイスランド等で国民1人にPC一個持たせて生活の全てをネットで賄おうとする試みがあったらしい。

そう考えると彼らの計画って今どんななんだろう?国際銀行家のボス、世界皇帝デヴィッド・ロックフェラー(95歳)彼は今笑ってる?それとも苦虫を潰したような顔してる?エネルギーも金融も支配下に置いてるから問題なしですか?それとも大衆の心理コントロールがうまくいかなくて困ってますか?これから世界をどうしたいのですか?お元気ですか??