最近空が広く感じる。

空は昔から同じ広さなんだろうけど・・私は現在東京多摩地区に住んでいるのだが、以前東北の山形に行ったとき、ドイツの田舎町を旅したとき、に感じた時間がゆっくり流れる感覚を東京でも味わえるようになった気がする。世界のどこだって時間の長さも空の広さも同じなんだけど、でも違うように感じるのは経済活動や人とその心が町の雰囲気を作るからなんだと思う。

だから、株価が上がろうとGDPがどうだろうと、日本の個人消費に依存した資本主義経済は崩壊しつつあるのだ。経済学者がなんと言おうと、空の広さが私にそう確信させる。

と同時に人々の労働環境は相変わらず悪化し続けてる気がする。サイレント・テロの自分からすれば収入が減るのは、全然構わないのだが、ベーシックインカムが実現していない以上、子供が4人いる様な家庭にはきつい。無茶な工期や予算それに対するやりがい、精神的バランスを崩してうつ病になる人・・仕事がないのは構わないと思うが、やることがないとギャンブルや酒に依存してしまう人・・

そして資本主義は崩壊しつつあるのに、次の経済体制がどうなるのかさっぱり見えてこない、不気味な時代でもあるのだ。