2月11日

仕事で苦痛なのは、肉体的にきついとか、疲れる、眠い、やることが多い、そういう仕事自体のきつさではない。それよりも人間関係。一つのプロジェクトを成功させ会社に利益を出すという目的は同じはずなのに、個人的なモチベーションが違う。稼ぎたいと思ってる人。自分の存在価値を証明したい。ただ世間体で働いてる人。人より優秀だと証明したい。結果、足の引っ張り合い、嫉妬、いがみ合い。がんばらないとダメだしをもらう。それはまだ分かる。でもがんばってもダメだしをもらう。がんばると先輩のメンツに触れたり、嫉妬にあったりする。だから行き場のないストレスを抱える。

なにかの本に書いてあったけど、ギブ&テイクというけど、ギブギブギブでいいんだ。まったくその通りと思う。そういうとお人好しかバカか聖人か変人みたいに思われるらしい。確かに私が食うのに事欠く貧困層ならテイクする必要もあるかもしれない。でも私は中流階級である。テイクしようとすればするほどルーズ(失う)する。だからギブギブギブというのは単に1番お得なだけなのだ。スラムダンク井上雄彦の漫画で負組だと息子に罵られた父親が「そうか父さんは負組か。でもいったい誰が勝ったって言うんだい?」そんなようなセリフがあった。