地震や原発についてつぶやく

地震からの復興はできると思うとは書いたけど、と同時に難しさも感じてる。「復興にむけてがんばろう」「がんばろう日本」とスローガンは掲げるけども、何を目指すのかがはっきりしない。要は資本主義なのか脱資本主義なのか・・・節電ばかりだと消費が減って経済が元気にならない・・なんていう人もいる。節電・募金以外に何が出来る?大半の仕事は震災で困ってる人たちの助けにはならない。過剰生産の時代って本当に難しい。衣食住に事欠く時代だったら、目の前の仕事をがんばれば、それがどっかで困ってる人たちの助けになるって思えただろうに・・自分的には今こそベーシックインカムを実現し、徹底した非消費、シェアリングを実現した社会を目指し、それに向けてがんばろうと言いたいのだが・・


前から知っていた本だったのだけど、「お金のいらない国」長島龍人を紹介。人間って何だ?←HP。前回も書いたけど、震災直後ってちょっと日本が「お金のいらない国」に近くなった時だった。必要な物ならただで持ってっていい国、仕事は報酬を目的としない社会奉仕である国、その国の紳士はこう言う「あなたの今されている仕事が本当に価値のあるものかを判断する簡単な方法を教えましょう。もし社会からお金というものがなくなり、その仕事によって報酬が得られないにせよあなたがその仕事をすべきだと思うかどうかです。」


ここ数日原子炉・放射能関係のニュースで情報が氾濫している。ニュースに対していつも疑ってみてはいるけど、自分のマイミクさんとかでニュースを疑う意識を持ってる人でも何を信じていいか分からなくなってるらしい。
・政府や東京電力が何かひどい事実を隠蔽しようとしてる。
・大手メディアが部数を稼ぐために事実を大げさに伝えようとしてる。
当然前者の疑いの方が強いんだけど、後者である可能性も捨てきれず結局、大学教授みたいな専門家外国のメディアに委ねるしかないのだ。専門家への委託するのが正しいのだと思う。


震災・原発がある程度落ち着くにつけ、東京電力や政府に対する批判が高まってきていやな感じだ。東京電力も色々謝罪するらしいが自分はして欲しくない。JRなんかで人身事故があって電車が止まると「お急ぎのところ、申し訳ありません」って車内アナウンスがはいる。別にJRのせいじゃないのに・・JRは客サービスだから接客してるつもりかもしないが、JRがなくなって困るのは利用者も一緒なわけで、だからある程度マナーを守って乗車するのだと思う。電力は電車以上に生活必需品だ。それを今まで危険な原子力に頼ってたのは東京電力よりも国民に責任があると思う。東京電力や政府関係者が保身に走ってるという意見もあるが、少し社会経験のある人なら東京電力等大手企業に就職する人が国民の生活を守るなんてリスクを背負って仕事に就くことがないことは知ってると思う。悪く言うつもりはないけど、いい大学出て安定した就職先に就きたい人たちだ。それを今更驚いて「東京電力って自分たちの保身や利益のことしか考えてないの??」なんてわざとらしく驚いてみせる方が、いやらしい。