格差デモについて

今回ニューヨークに始まり世界に飛び火したデモについて、実際、様々な主張の人が参加してるだろうし、色んなメディアを見ても全体像がつかめないけど、思ったことを色々書いてみようと思う。

私自身、今の経済システムには不満ありまくりだけど、格差について不満はない。なぜなら、私自身が少ない給料でも幸せに生活できるし、余計なものを買っても不幸になるだけと考えてるから・・

だから格差が不満と言う人は、自分自身どの程度金が欲しいの?金もちがずるいと言いたいの?どんな社会が理想なの?途上国と先進国の格差については・・?金は人を幸せにすると思うの?もちろん食っていけないほど、給料が少ないなら分かる。頼れる親や親戚もいない。工事現場にはそういう人が沢山いる。けど今回のデモは中産階級が多いらしい。なんとなく日常がつまらないから暴れてみたのでは成人式で暴れる若者と変わりがない。

私の不満は1%の金持ちが、企業(株式会社)という利益最優先の組織を利用して、一労働者当たりの生産性、効率性を上げ、要は経済成長することで、仕事自体が世の中の役に立ってるという、充実感、喜びを奪ったことにある。

はっきり言えば1%の金持ちの支配はあまりに強力だから覆すことは不可能だと思う。そして彼らに血も涙もないことも・・安月給な上に休みがない。なぜなら彼らにとって労働者に与える休みとは、余計に生産された工業生産物を消費させ、観光産業、娯楽産業に金を落とさせるため・・金がないやつに休みなど与えてもしょうがない・・て考えてるはずだ。

私の希望は今の経済システムが持続不可能なものである点、私達に出来ることは彼らにマインドコントロールされないこと。

今回のデモで日本のいいところについて考えてみた。それは金がなくても健康的で添加物の少ないいい食事ができること。アメリカでは貧乏人はファーストフードばかりになるそうなので・・だから日本ではデモがあんまり波及しなかったんじゃないかな・・

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