ACが1番の勝ち組なのかもしれない

人間というのはつくづく自分の本音に気付きにくいもの、本当の自分の欲求、欲望を感じ取りにくいものだと思うのだが、1番自分の本音に近づけている、自分と対話できているのがAC(アダルトチルドレン)の人なんじゃないかということ。

自分のブログの内容というかジャンルも多肢に渡ってるように、ここ数年いろんなオフ会やら講演会に参加してきた。陰謀論系、環境保護系、ボランティア活動、読書会、AC自助グループ、その中でAC自助グループが1番、充実してると参加者が生き生きしてると感じるのだ。多分このブログの読者の中にも反資本主義は分かるけど、ACは分からないという人もいると思う。親から虐待を受けたり、親がアル中だったりしたような人が集まって語るような会だからさざかし悲惨なものを想像するだろうがこれが楽しくてしょうがない。

逆に環境保護のボランティア活動や陰謀論系のオフ会等に感じるのは、自分探しの空虚さなのだ。もちろんそこに集まる人はそれが世の中において1番重要なポイントであって、それを解明したり、解決したりすることが世の中を良くすることだと信じている。ただ、世の中の真実を解明しようと陰謀論にはまっていつのまにか、陰謀論依存症になり、逆に真実から遠ざかってないか・・困った人を助けようとしていつの間にか共依存になっていたり・・環境保護活動やボランティア活動のモチベーションが世間的には負組みであるコンプレックスから、なにかすごいことして見返そうとすることだったり・・

自分自身以前はニートになって好きな本沢山読んで、時間が沢山あれば漬物なんかも自分で作れるし、食べ物は全部無添加、無農薬のものにできるし、そうすれば資本主義に加担しないですむからハッピーなはずだと信じていたけど、実際そうはならなくて、その理由についてさんざんこのブログでも考えてみた。

ただ実際どんなに心理学の勉強しても、人間がなにを持って充実できるかは一概に解明できない。であるとすると、余計なプライドもなく自分のトラウマと向き合い、自分と対話しようとするACの人の姿勢が1番真に迫ってるということなのだろう。




先日、会社の研修でも交流分析が取り入れられていた。もっとインナーチャイルドセラピーやアサーション等一般的になればいいのに・・

安富歩氏はこれを「創発」と呼ぶ。人間の行動、心理、それに経済学を加えるとあまりに複雑すぎて分析できない。のであれば自分の真の内面から発せられる感情、欲求のままに行動するのが正しいということ。