性は避けては通れない

前回記事で性について触れたわけだが、性っていうのはある意味資本主義の根源であり、反資本主義側でこれをタブー視することがもう既に死に体の資本主義にとどめをさせない原因かもしれない。消費文化、車やファッション、ブランド品、芸能人やアイドル、あらゆる物欲の根源にあるのはやはり性欲であると思う。

障害者の介護の現場でも「障害者は天使だから性欲なんてありません」と言い張るような人たちがいるのだそうだ。「お金のいらない国では性欲なんてありません」とか「自給自足生活では性欲なんてありません」とか聞いたことはないけど、タブー視されているというか、触れるのを嫌がられてる傾向はあると思う。

なぜなら性的な話題は下品なもので、「合コンで女をゲットしてやるぜ」とか「女の胸が・・尻が・・」みたいな消費社会を象徴するようなイメージしかないからだ。

反資本主義の側で性についておおっぴらに真面目に語れるようになったとき資本主義、消費文化は本当に崩壊するのかもしれない。