未来の働き方について考えてみた

chikirinさんの「未来の働き方を考えよう」読んで未来の働き方について考えてみた。この本では転職のタイミング等について書かれているけど、自分は転職等については成り行きに任せるつもりでしかない。

それよりも、世界資本主義の行く末について考えてみた。経済成長は永遠に続かない。人口は増え続けないし、どこも少子高齢化が進む。ビジネス、工業生産の仕組みももうこれ以上の効率化など図れない。ただしそれは先進国に限った話。新興国中南米、アフリカ、インド周辺国)では人口は増える。世界人口としてはこれからも増え続ける。だから世界単位での経済成長は続く。資本主義は終わらない。

新興国にはおそらくまだまだ非効率なビジネスも沢山あるだろう。偏見と差別的な憶測だけど、それほど民度も高くないからワンクラス上の車や家、生活といった余計なものを買わせる事もそれを餌につまらない仕事に耐えさせることも可能なんじゃないだろうか?投資のチャンスは山ほどありそうだ。そう考えると世界の中の日本の立ち位置というのは、日本が高度経済成長を続ける中、過疎化して廃れる田舎町みたいなポジションということになる。自分みたいに消費嫌いの人間からすれば別に悪いことでもない。ただ資本主義=(世界)経済成長=(グローバル)金融業界がこれからも続いていくのが残念で仕方ないだけだ。生きてるうちに株価が暴落して資本主義の崩壊が見れるかと思っていたが・・・

さて、そうゆう世界で僕らはどうやって働けばいいのだろう?現在すでにそうなんだが仕事にやりがいもやる気も感じなくなっている。自分個人の話でなくて、職場の人40代50代の上司、職人さん、ガードマンさん、あらゆる年代職種の人がやる気ない。仕事自体あったほうがいいと思う。だが徹夜するとか日曜出るとか、暑さや寒さや辛さに耐えながら仕事するようなモチベーションはない。

ただ最近思うのは、日本人気質なのか誰かがやる気出して頑張ってるのに自分はやる気ないとその人に悪い・・というか。そういう罪悪感の連鎖みたいなものからようやく解放されるかもしれないということだ。やりがいもやる気もないなか、どうやって働くのか・・それが未来の働かたを考えることなのだ・・て思った。

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる